【 国土交通大臣表彰受賞祝賀会の開催 】
令和6年11月29日(金)ホテルキャッスルにて当協会の前会長である岩本 敏則氏(翔栄建設株式会社 代表取締役)の国土交通大臣表彰の受賞祝賀会が盛大に開催されました。岩本氏のご功績に深く敬意を表しますとともに、今後ますますのご活躍を祈念申し上げます。
【 九州道路(舗装)技術講習会 】
令和6年11月28日 会場:ホテル熊本テルサ
主催 ・日本道路建設業協会九州支部
・(一社)熊本県道路舗装協会
舗装工事等に携わる企業や道路を管理する国・自治体の技術職員等九州各県から約200人が出席。最近の道路行政や舗装技術、維持管理の課題に耳を傾けました。
道路技術の研鑽等を目的に九州各県の持ち回りで毎年開催されており、熊本県では6年ぶりの開催となりました。
≪ 講習内容 ≫
1.〔 ~道路行政を巡る最近の話題~ 〕
国土交通省 九州地方整備局 道路部 道路情報管理官 石橋 賢一 氏
2.〔 熊本県の道路整備について 〕
熊本県土木部道路整備課 課長 奥山 和弘 氏
3.〔 電気自動車(EV)に向けた舗装技術 〕
福岡大学 工学部 社会デザイン工学科 教授 佐藤 研一 氏
4.〔 舗装の維持管理について 〕
日本道路㈱九州支店 九州技術センター 所長 児玉 健 氏
● 受講者コメント:南邦建設㈱ 馬場 慎太郎さん ●
九州地方整備局の今後のビジョン『クロスからリングへ』、熊本県の4つのコンセプト『150分構想』『90分構想』『10分20分構想』『ダブルネットワーク構想』等の話を聞いて、道路インフラに携わる者として、改めて物流や人の流れ、防災減滅に対する責任の大きさを実感しました。経済活性化における渋滞緩和、災害発生時における2方向避難や復旧復興のスピードアップに貢献するんだという強い意識をもって施工を行っていきたいと思います。舗装の維持管理についての講演では、普段何気なく施工していることについて、しっかりとした説明を聞くことができ、自分たちがなぜこのように施工しているのかを改めて考えるきっかけになりました。普段、なかなか聞くことができない話を聞く機会を作っていただき、ありがとうございました。
【 全国建設業労働災害防止大会in東京 】
令和6年10月3日(木)~4日(金)東京ビッグサイト・東京国際フォーラム
当協会からは安全安心委員長 岩下 哲也(㈱熊阿建設工業)が参加し、「2024年問題と労働災害防止」「人を活かし、技に生きる」「職場の環境改善とコミュニケーション」等についての講演を聴講してまいりました。
【 道路技術講習会講習会 】
令和6年9月11日(水)(一財)熊本県建設技術センターにて、会員企業における技術力の向上と安全な工事の施工を図るため毎年開催しております。
今年度は58社115名が受講いたしました。
≪ 講習内容 ≫ ( CPDS 7unit )
1.〔 道路施設の維持管理について 〕
熊本県土木部道路保全課 課長補佐 松下 大起 氏
2.〔 舗装工事の施工管理と工事検査について 〕
熊本県土木部土木技術管理課 主幹 福山 茂 氏
3.〔 現場の安全対策について 〕
建災防・熊本支援センター 主任指導員 國松 真 氏
4.〔 アスファルト舗装の破砕原因と調査手法等について 〕
大林道路㈱九州支店工事部技術課長 井出 義勝 氏
5.〔 ICT施工・遠隔臨場等について 〕
㈱イクシス ICT×3DDiv.副部門長 沢口 敦 氏
Business Development Div.九州拠点南九州チームリーダー 西村 孝太 氏
● 受講者コメント:北里道路㈱ 平川 賢次郎さん ●
今回、道路技術講習会に参加させていただき、道路施設の現状と未来、施工管理、安全対策、実務的な知識、そしてICT施工についてまで幅広く学ぶことができました。中でも、R5年時点で全国72万ほどある橋梁のうち42%が築後50年以上となり、今後10年で67%に達するという予測に驚かされました。老朽化により発生した過去の事例を写真とともに説明していただいたことで、改めて道路施設のメンテナンスや舗装マネジメントについて深く理解する必要があると感じました。又、工事検査と成績評定に関するお話では、検査の内容や施工の注意点について具体的に教えていただき、大変参考になりました。早速社内で共有し、次の工事に活かしたいと思います。
日々の業務において、新しい取り組みには困難が伴いますが、今後も工事に関するポイントや工事書類の簡素化、受発注者間の労力削減に関する情報を常にアップデートし、遠隔臨場やICT施工等新たな分野にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。この度は、本当にありがとうございました。
● 受講者コメント:㈲田建設工業 田中 龍治さん ●
まず講習の前に道路技術講習会の目次を見て、技術者として必要な知識が多岐にわたり、最新の項目まで羅列してあり、圧巻でした。さすが、技術委員会です。道路維持管理や補修の維持管理計画から始まり、現場の施工管理の方法、検査対策や舗装の破損の要因、又、構造設計の計算等久しぶりにTAの式を見ることになりました。最後には、3次元データーの活用、遠隔臨場の説明もあり、今後実施していかねばならない課題に少し難しさを感じました。今後も技術委員会の講習にはぜひ参加させていただきたいです。これからも最新の技術や資料の提示をよろしくお願い致します。
【 熊本県との意見交換会 】
道路舗装協会と熊本県土木部との意見交換会が令和6年7月29日(月)建設会館で開催されました。当日は、当協会から会長、副会長及び理事計21名、熊本県土木部から8名が出席しました。当協会から、設計や施工に係る様々な課題、問題点等に関する協議事項を提示し、県が回答し意見交換が行われました。具体的な事例も踏まえて活発に意見が交わされましたが、まだ多くの課題があり、改善に向けて来年度以降も意見交換を継続することを確認して終了しました。
【 熱中症防止ポスター配布 】
当協会会員企業は、普段より舗装工事現場での熱中症の予防に努めておりますが、暑さの厳しくなる6月に安心安全委員会事業として、更なる熱中症予防の取組の推進に資するため『防ごう熱中症』ポスター2種を会員企業に配布いたしました。今後も意識の啓発と現場における熱中症予防の徹底に努めてまいります。
【 舗装優良工事の技術・技能者表彰 】
当協会では、会員企業社員の技術力及び意欲の向上を目的に『舗装優良工事の技術・技能者表彰』を毎年行っております。審査の結果、今年度は下記9名の方々が受賞されました。技術力はもちろんのこと、その現場に即した創意工夫、高い意識をもって取り組む責任感、常にスキルアップを目指す姿勢等も評価されました。今後もなお一層の技術・技能の研鑽に努められることを期待しております。
<優良技術者>
◎日章工業株式会社 現場代理人 松本 一優 様
◎宇城舗装株式会社 専務取締役 小桝 秀史 様
◎翔栄建設株式会社 工事部部長 森野 安則 様
◎三和建設株式会社 技術営業部主任 西 真次 様
◎株式会社中村建設 舗装課 松本 征志郎 様
<優良技能者>
◎株式会社福岡建設 施工班長 松山 剛 様
◎矢部開発株式会社 主任技術者 石田 拓巳 様
◎有限会社オカザキ 現場オペレーター 村上 二三男 様
◎苓陽工業株式会社 施工総括 江﨑 民也 様